コンデンサの耐圧は大丈夫ですか? - フルバランスアンプ (X_Under bar)

        
2015/01/30

コンデンサの耐圧は大丈夫ですか?

コンデンサを選ぶ時は、コンデンサの耐圧に注意が必要です。
特に交流(AC)での使用では、注意しないと耐圧をオーバーして使ってしまう可能性があります。

コンデンサの耐圧表示には、250VACや630VDCと2種類の表示があります。
 

 


例えば、200VDCと200VACでは、何処が違うのか分かりますか?
DC(直流)表示の場合は、最大のDC電圧が200V、AC(交流)表示は、交流のSin波の実行値で表しています。
では、200VAC表示のコンデンサをDC表示に変換すると何ボルトになるか?
先ほど、200VDCは最大のDC電圧が200Vと書きました。200Vは最大値ですので、200VACの実行値を最大値に変換すれば、DC表示になります。
計算すると:  最大値 = 200V × √2 ≒ 282V です。
200VAC表示のコンデンサをDC回路で使う場合、耐圧は282Vまで使えます。
 
次にコンセットから取れる電灯線のAC100Vです。
次の図-1のようにコンデンサを使う場合は、入力側のコンデンサの耐圧は何ボルト以上必要でしょうか?
 
   <図-1>


電灯線からの100VはSin波で50サイクルまたは60サイクルでプラスからマイナスと時間と共に電圧が変化しますので、最大電圧をp-p値(peak to peak value)で考える必要があります。p-p値は、プラス側の最大値とマイナス側の最大値の足し算になります。
図-2は、ムラタさんからお借りした図ですが、Vo-pとVp-pが ⇒ p-p値を示しています。
 
   <図-2>


AC100Vのp-p値は、100V × √2 ×2倍 = 282V になります。
AC100Vラインにコンデンサを使う場合は、282VDC(200VAC)以上のモノを使う必要があります。

実際には外部からノイズ等の異常電圧も受ける可能性が有りますので、余裕をみて1.5倍から2倍以上の耐圧のコンデンサを使った方が良いと思います。
私は、耐圧630VDCのコンデンサをよく使っています。
コンセットから取れる電灯線のAC100Vはp-p値で282V有りますので気をつけて下さいねぇ!

コメント

No title

ACはppだと280V程あるんですよね。
私は余裕を持って、最低でも400Vを選びますが、フィルムやオイルは、定格の3倍は大丈夫だそうです。

No title

A2さん、おはようございます。

電源回路にフィルムコンを使うのは、その理由もあると思います。
電灯線には、他の電気製品等からサージ電圧の発生がありますので、実耐圧に余裕有る方が有利です。

No title

こんばんは。

コンデンサを使う時は、気をつけないといけない項目が多いですね。
耐圧、周囲温度、リップル電流、極性、周波数特性、故障時のモードなどなど。
タンタルは、故障時にショートモードなのでほとんど使わないようにしています。

No title

こんばんは。
昔作った真空管アンプのPTの1次側に入れたスパークキラーは
250VACでした。また、カップリングコンデンサーはどの部分でも
630VDCを使うのが常でした。
勿論、送信管以外のもので、B電源500V以下のものですが。

No title

Chaosさん、 おはようございます。

コンデンサは、種類が多いので選ぶのにも注意が必要ですね。
タンタルコンは、故障するとショートして真っ赤に燃えます。
怖いです。
ヒューズ入りのタンタルコンも有るようです。

No title

MKBさん おはようございます。

真空管は、高圧で使用しますので高耐圧のコンデンサを色々と使うと思います。
それに比べ、半導体は使用電圧が下がる方向です。
デジタル回路は、5Vから3.3Vが標準になりましたね。

No title

こんにちは!
遅い書き込みになってしまいました。
コンデンサーVACばかりだと思ってました。
VDCあるんですね、気をつけねば

No title

ひでじさん、 おはようございます。

コンデンサーの電圧表示は2種類あります。
気をつけて下さい。
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