初心者?のためのアンプの音質調整(6) - フルバランスアンプ (X_Under bar)

        
2013/01/05

初心者?のためのアンプの音質調整(6)

ESR値でコンデンサを選ぶ (1)
自分の耳でコンデンサを選ぶのが一番良いのですが、私のように駄耳の場合は、ESR(等価直列抵抗)を調べてコンデンサを選ぶ方法もあります。
コンデンサは、コンデンサの種類によって、このESR(等価直列抵抗)が変わってきます。また、コンデンサのESRを測定することによりコンデンサの故障を発見することもできます。

そこで、私が保有しているコンデンサのESRを測定してみました。
グラフの見方としては、数値がある程度低く各周波数に対して平坦なESR値が良いとされます。但し、実際の使用では、電解コンデンサとパラで使用するため100Hzはあまり気にしなくても良いと思います。
今回の測定では、温度の依存性に関しては無視しています。温度でもかなりESRは変わります。
 
【 第1グループは、0.1μFのグループです。 】
  ① ニッセイ MMT(旧) 0.1μF
  ② ニッセイ MMT(現行品) 0.1μF
  ③ NCC 553 0.1μF/63V
  ④ パナ TFコン 0.1μF
  ⑤ パナ PPS チップ 0.1μF/100V
  ⑥ ERO MKC1862 0.1μF/100V
  ⑦ SOLEN MKP-FC 0.1μF/630V
 

 
(※この第1グループでは、100HzのESRの測定ができませんでした。測定器の問題です。グラフの100Hzは、無視して下さい。)

 
① ニッセイ MMT(旧) 0.1μFと、② ニッセイ MMT(現行品) 0.1μFは、秋月で購入したコンデンサですが、現在販売している物は、形状が少し太くて色が濃い青色です。特性も少し違います。悪くなっていますね。
 
特性的には、⑥ ERO MKC1862 0.1μF/100Vと、⑦ SOLEN MKP-FC 0.1μF/630Vが良いですね。種類は、ポリカ-ボネイトとポリプロピレンになります。
このコンデンサは、私としては良い音だと思います。特に⑦は良いですね。でも形状が大きいので、最近は①か④を使っています。
 
 
【 第2グループは、0.22μFです。 】
⑧ ニッセイ APS(旧) 0.22μF
⑨東信(TK) UPZ 0.22μF
 

 

 
この第2グループは、ニッセイAPSの代替品として、東信の UPZが使えるかの検討です。
グラフを見て戴くと直ぐに分りますが、⑨東信のUPZ 0.22μF方が、特性が悪いです。電解コンデンサとのパラ使いであれば、問題無いと思います。
この二つは、ポリプロピレンコンデンサです。ポリプロピレンは、音が良い傾向に有ります。あくまでも私感です。
 
続く
 
 
初心者のためのアンプの音質調整(1)
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14245717.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整(2)
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14282345.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整(3)
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14308842.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整(4)
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14322737.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整の番外編
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14342434.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整(5)
http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/14362222.html
 
初心者?のためのアンプの音質調整(7)
 

コメント

No title

おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

知識がなくて分かりませんのでご教示ください。
まず抵抗値ですが、その周波数の場合のインピーダンスと考えればよろしいのでしょうか?
また、抵抗値は低いほうがいいのでしょうか?
高いほうがいいのか?
またはちょうどいい値があるのでしょうか?

電源には電解コンデンサとフィルムコンデンサを併用がよいのですね?

No title

紺青の海さん、 こんにちは、

こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします。

>抵抗値ですが、その周波数の場合のインピーダンスと考えればよろしいのでしょうか?
インピーダンスとして考えた方が分り易いので、インピーダンスとして考えて下さい。

ESR(等価直列抵抗)は、コンデンサに含まれる抵抗成分です。この抵抗値が小さく、各周波数に対して平坦な特性のコンデンサが良いとされます。
最近は、ESRが低過ぎるコンデンサの扱いが難しいとされています。これは、低ESRコンデンサの反共振の問題です。
詳しくは、http://blogs.yahoo.co.jp/yokoyama3322/12327248.html

>電源には電解コンデンサとフィルムコンデンサを併用がよいのですね?
そうです、オーディオ回路に使うコンデンサに関しては、電解コンデンサとフィルムコンデンサの併用は必須だと思います。

No title

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

オーディオとテニス良い趣味ですね。私はここ2カ月ほど膝を痛めてテニスから遠ざかっています。プリアンプの完成楽しみにしています。

No title

X Underbarさん、こんばんは。今年もよろしくお願いいたします。
かつて真空管アンプに好んでEROを使ってましたが、
先人の経験則から得られたものって大きいと思いました。
評判で使ってましたが、データ的にも優れていたようですね。
私自身の実感としてはあまりよくわからなかったんですが、
たぶん、それなりによかったんだと思います。
それだけでなく、精神衛生上いいということも重要な要素かも・・・

No title

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。(7)のコンデンサの特製が飛び抜けていますね!でもこの特製のコンデンサを揃えるのは大変ですね。しかし聴いてみたいですね(^-^)v!

No title

こうしてメーカ別の特性と聴いてみた音色がどうなのかを比較してみると、自分で現在使っているものに納得させられますね。
今年も宜しくお願いいたします。

No title

あけましておめでとうございます。
なかなか難しいテーマですね。
あまりESRが低いとQが高くなるのでその変化が何に利いているのかよくわからなくなる場合が有ります。
ある意味料理の香辛料のような使い方になると思います。
昔この話が盛んな時にはわざと抵抗を入れたこともありました。
最終的には聴感に頼って決めることでしょう。

No title

Myuさん、 こんにちは、

こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします。
>私はここ2カ月ほど膝を痛めてテニスから遠ざかっています。
膝の方は大丈夫ですか? 痛い時は、プレーしたい気持ちを抑えて休養するのが一番です。
私は、肘を痛めて約8年に成りますが、完治しません。

>プリアンプの完成楽しみにしています。
進み方が遅いですが頑張ります。

No title

MKBさん、 こんにちは、

今年も宜しくお願いいたします。
>かつて真空管アンプに好んでEROを使ってましたが、先人の経験則から得られたものって大きいと思いました。
そうなんで、EROは、音が良いですし特性も良いです。ここで、ESR(等価直列抵抗)をテーマにしたのは、過去の経験から音質とESRが関係していると思い書きました。
但し、ERSが全てでは無いので、最終的には自分の耳で聴いて判断するしかないと思います。

No title

いさおさん、 こんにちは、

今年も宜しくお願いいたします。
⑦のSOLENは、特種なコンデンサでは無いです。一般に手に入ります。
部品で、コンデンサが一番音質の変化があるので、コンデンサを攻めるのが良いと思います。

No title

三河の民さん、 こんにちは、

ご無沙汰しています。今年も宜しくお願いいたします。
>こうしてメーカ別の特性と聴いてみた音色がどうなのかを比較してみると、自分で現在使っているものに納得させられますね。
色々と音と特性を調べていくと、音の良いコンデンサはポリプロピレン系のコンデンサが多いと思います。形状が大きいのが、難点です。
真空管アンプでは、ポリプロピレン系のコンデンサですね。

No title

雪だるまさん、 こんにちは、

今年も宜しくお願いいたします。
>あまりESRが低いとQが高くなるのでその変化が何に利いているのかよくわからなくなる場合が有ります。
低ESRでは、コンデンサのパラ接続で反共振を起こします。これを回避する手段として、コンデンサにシリーズ抵抗を入れた時がありました。私もコンデンサにシリーズ抵抗を入れましたが、音が悪くなった経験があります。
オーディオ帯域での反共振は、電解コンデンサの容量とフィルムコンデンサの容量を上手く合わせると、反共振をオーディオ帯域外に出すことができると思います。問題は、デジタル回路の反共振だと思います。
音質は、最終的には、自分の耳で決めるしか無いと思います。

No title

いつも混ぜっ返しているようですみません。
小容量のコンデンサーを並列に入れると明らかによく聞こえたしまたしばらくするとうるさく聞こえたりで小抵抗入れるとなまって聞こえます。対域外のピークが効いていると思っていますが証明も出来ません。
お好みで少々付け加えると言うところにとどまっています。

No title

こんにちは!
コンデンサーって面白いですよね!
等価直列抵抗とも言いますが、よくよく位相で考えてみると
電圧に対して電流が90度進むし、だからかでしょうか等価直列抵抗って言うのかな?本当、わけわからなくなります?!
自分は、まだコンデンサーはお勧めを使う域を出ていません。
そのうち、音の違いも試してみたいな~

No title

雪だるまさん、

反共振で発生したピークは、並列に接続するコンデンサで変化すると思いますが、雪だるまさんが仰るように確認することが難しいと思います。特に電源に繋ぐアンプの負荷等でも変化すのでよく分かりません。
最近、問題になっているのは、反共振によって3端子レギュレター等が異常発振する問題があるようです。

No title

ひでじさん、 こんばんは、

ESRに関しては、昔から少ない方が音質が良いと言われていましたが、それを確認する測定器が高価で、個人では確認できませんでしたが、今回、低価格で購入できましたので測定してみました。
コンデンサの音質については、試聴するシステムでもかなり変わるので、難しいところもありますね。

No title

突然お邪魔いたします。

MMTにつきましては、中国系企業となってから年々外観が粗雑な仕上げになっているので、恐らくは品質も、、と避けておりました。
APS vs UPZ などのデータも非常に参考になりました。
ありがとうございます。

http://hwt0344.51software.net/p_41.html?_id=62
こちらは現在の日精公式サイトの「製品情報」ページです。
MMT(A) 青
MMT(B) 赤
とバリエーションが増えたとも取れる状況になっております。

No title

sup*rny**otarouさん、 お早う御座います。

ご訪問及び書き込み有難う御座います。
お役に立ててなによりです。
日精電機さんのコンデンサもお店で良くみるようになりました。
品質は、以前の物より若干劣るように思いますが、品質も上がって行くでしょう。
また、このブログを覗いてみて下さい。
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